さちこの日記~ちゃんとやる自分を目指して~

さちこの日記~ちゃんとやる自分を目指して~

”ちゃんとやる自分”になって夢をかなえると決めたアラサー看護師さちこのブレイクスルー日記です♪ 日々思ったことや好きなことなど、いろいろもろもろ綴ります♪

『生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉』を読んで

 

さちこです☆

最近は、読書をすることを大事にしているんです

 
それは、読書の大切さを教えてもらったからなのですが、、

今日は、今まで本を読んで来なかった私が、
最近読んでよかった本を紹介したいと思います

日野原重明先生の
 
『生きていくあなたへ 105歳 どうしても遺したかった言葉』
 
という本です。





この本は、日野原先生が死を目前にして語り残したインタビューの記録です。



日野原重明先生とは

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皆さん、日野原重明先生はご存知ですか?
医療に携わっている方ならご存知かと思いますが、日本を代表する医師の一人です。

2017年に105歳で最期を終えるまで、病気と戦いながらも、医師として「生涯現役」を貫き通されました。


日野原先生は、1911年(明治44年)、山口市に生まれ、
まさに戦争の時代を生きてきた方で、軍医の経験もされています。

また、1970年に起きた「よど号ハイジャック事件」の当事者でもあり、
自身が人質になったことで、いのちに対する価値観が大きく変わり、
これからは自分の命を人のために使おうと決められたそうです。

1995年には、地下鉄サリン事件の時に病院を開放し、
たくさんの被害者を受け入れたのは有名な話です。
当時83歳で院長だった日野原先生は被害者約640名の治療に当たられました。

こんなにたくさんの人を受け入れることができたのは、
日野原先生がアメリカで学んだ最先端の医療現場を日本に取り入れたからです。

人間ドックなどの予防医療をいち早く取り入れられており、
今や成人の「生活習慣病」という言葉を広めたのも日野原先生です。

日野原先生が日本の医療に残した功績は数知れず、
2005年には文化勲章を受章されています。




◆「キープオンゴーイング(前に進み続けよう)」

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人生の大先輩のお言葉は偉大です。

ぜひ読んでみてほしいのですが、印象に残ったことをいくつかご紹介します

世の中でいちばんわかっていないのは自分自身のことだ、ということに気づくことができました。これは、年をとってみないとわからない発見でした。
100歳を超えたあたりから感じられたそうです。
なので、長生きは自分を知っていく喜びがあるということを日野原先生はおっしゃっています。
 
私は、日野原先生の3分の1も生きていませんが、自分のことは知った気になっていました。
私達はどうやら100歳くらいまで生きるようになりそうなので、それも楽しみにしたいと思います
 
また、そうして新しい自分との出会いを大切にすることが、若さの秘訣だそうです!
 
日野原先生のように、「キープオンゴーイング」で、常に前に進み続けたいものですね
 
 
新しいことを始めようとするとき、私は本当にこれをやりたいのだろうか、なぜ、だれのためにやりたいのだろうかと自分に何度も問いかける
「なぜやるのか」を自分に問いかけ続けることが大事とのことです。
 
先日少し紹介したASKアカデミーのベーシックコースを受講したとき、まさにこの問いかけを体験しました。
 
これをずっとやり続けるから前に進めるんだなぁとこの本を読んで思いました

自分の信じた道を、自問自答しながらしっかり前に進んでいけたらいいなぁなんて思います
 
 
 
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人生の大先輩の語ることは、本当に学ぶことだらけです。

この本の最後には、日野原先生からの最期のメッセージがあります。
 
その中には、何度も何度も「感謝」という言葉が出てきます。
 

何事にも感謝を忘れず、
焦らず、怠けず、誠実に、
人間として成長していきたいものですね。
 


日野原先生は、たくさんの著書を出版されています。

ぜひチェックしてみてください

私も気になる本がたくさんあるので、時間をつくって読んでみます