力を合わせるのは何万人?群馬を知るには上毛かるたを学ぶべし
※最初に断っておきますが、私は群馬県民ではありません。
群馬の方々、どうか怒らないでください。
私は感動しましたというお話です。
さちこです。
先日、ちょっと野暮用で群馬県に行ってきました!
以前温泉旅行で一回だけ行ったことがあったのですが、人生2回目の群馬上陸でした。
なかなかの田舎な感じに安心感もありながら、タクシーで目的地へ移動しました。
タクシーの運転手さんが気さくに声をかけてくださって、
ここの工場の社長は誰で何を作ってるんだよ、
こっちの工場ではこういうものを作っていてね、どこどこの何になってるんだよ、
あっちの山のふもとにはどうたらこうたらで、、
と、たくさんのことを教えていただきました!(あまり覚えていなくてごめんなさい!)
そんなこんなで教えていただいたのが「上毛かるた」です!
群馬の人はもれなく全員知っているんだとか。
そういえば、群馬出身の友人と劇場版「お前はまだグンマを知らない」を観たときにもそんなようなことが出てきていたような、、
群馬のひとにひらがな言ったら絶対わかるよ!というので、
ためしに群馬出身の友人にその場でLINEをしてみました!
私:「上毛かるたの ”つ” って何〜?」
友人:「つる舞う形の群馬県!」
すぐに返信がありました!笑
いや、驚いたのと感動で叫んでしまいましたよ!ほんとにわかるんだ!って。笑
LINE上でしたがかなりテンションが上がっているようでした。
上毛かるたとは
「上毛かるた」は、群馬の風土や歴史、産業、人物などを知り、郷土への愛情と誇りを持ってもらうことを目的とし昭和22年に生まれました。
群馬県では、毎年2月に競技大会が開催されるなど、小さいころから練習するため、県民の多くが上の句を言えば下の句がすぐ出るほど暗記しています。
敗戦から元気を取り戻そうとしている時代に、子どもたちに明るく楽しく希望の持てるものを、という想いから生まれたようです。
そんなかるたが、広まって、文化になって、群馬県民の証といっても過言ではないほどのものになっているというのはかなり感動ものです。
地元のトークは盛り上がりますが、ここまで浸透している共通のものってあまりないんじゃないかと思いました。
なんと「上毛かるた館」なるものまでオープンする様子。
上毛かるたの読み札の言葉は、群馬県の文化や地理が学べるので、
群馬の人たちは、群馬のことは上毛かるたで学び、日本のことはゲームの桃太郎電鉄で学ぶらしいです。
そう思って上毛かるたの読み札を見てみると、
温泉たくさんあるな〜とか、富岡製糸場ね!とか、ネギとこんにゃくが名産なんだ〜とか、
あまり群馬に馴染みがなかったのでとても勉強になりました。
こうして楽しく地元のことを覚えられるっていいですね!
そして面白かったのは「ち」で世代がわかるとのこと。
上毛かるたの「ち」は
「力を合わせる二百万」
となっています。
この人数、群馬県の人口で、ちゃんと更新されるらしいのです!
なので、世代によって人数が違うらしいのです。
しかもただ違うというだけでなく、いつぐらいは何万人だったけど、今は更新されて何万人になっている、ということまで全て把握しているのです!
恐るべし群馬県民、、!!
上毛かるたをやってみた✨#上毛かるた #ぐんまちゃん pic.twitter.com/Q6GOS3ETml
— ぐんまちゃん家(公式) (@ginfo3) 2017年11月15日