あまり知らない?人々の健康を予防から支える「保健師」のお仕事♪
さちこです☆
みなさんは「保健師」というお仕事を知っていますか?
以前の記事でちらっと書きましたが、私、学生時代保健師になりたいなぁなんて考えたことがありました。
どんな仕事かはっきりわかっていたわけではありませんが、実習をする中で気になったんです。
ただ気にはなるものの、やっぱり大学実習で触れられるのは一部過ぎて、実際のところ何をやっている人たちなのか、結構なぞでした。
地域看護の実習では、「支援する」とか書いとけばいいみたいなところありますよねww
支援するって、実際どのように支援しているのか、あまりイメージできなかったんです。
でも今では、保健師の友人もたくさんいますし、実態がわかるようになってきました!
そこで!「保健師」という仕事が気になるけれど、実際のところ何をするの?と思っていたり、
そろそろ看護師からの転職も考えているみなさんのために、
「保健師」という仕事をご紹介してみたいと思います!
◆「保健師」とは、保健指導をする看護職のこと
そもそも「保健師」って何かというと、保健師助産師看護師法では、
この法律において「保健師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。
と、定められています。
つまり、「保健師」って名乗っていいよっていう名称独占ってやつですね。
保健師の仕事は業務独占ではないですし、保健指導は、栄養士さんもしますし、知識があれば誰でもできます。
保健師であることは、医療を学んでいる者ですよアピールになります!
ちなみに、この法律で看護師は、
この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。
と定義されています。
保健師も看護師も同じ看護職ですが、その違いをざっくり言うと、
看護師が療養や診療に携わるのに対し、保健師は病気になる前に予防的なかかわりをする、
という感じですね。
なので、ザ・健康に過ごしている方、特に独身で働いている世代の人たちとは、
あまりかかわりがないので、知らない人も多いと思います。
実際、私も看護学部に入って初めて保健師という仕事を知りました。
◆「保健師」になるには、大学で専攻するか看護師免許取得後に学校へ
保健師になるには、保健師国家試験を受ける必要があります。
また、看護師免許がないと保健師になることはできません。
なので、保健師はみんな看護師免許を持っていますし、病院実習なども経験している人ばかりです。
私の頃は、大学で看護を学べば、保健師国家試験も受けることができたのですが、
今は大学でも選択制になっており、よりしっかり学んだ人が保健師になれるようになっています。
大学で保健師のコースを選択するか、
看護学校などで勉強して看護師免許を取得したのち、保健師養成課程のある学校へ通う必要があります。
そして、保健師国家試験に合格したら、晴れて保健師免許が取得できます!
◆「保健師」の働く場所は、自治体や医療機関、企業など様々
保健師の活躍する場所は、いろいろありますが、
約65%の保健師が自治体の「行政保健師」として働いています。ほとんどですね!
看護師から目指す人も多い、企業などで社員さんの健康管理などをする「産業保健師」は10%程度います。
そのほか、健診機関や医療機関などで保健指導を担当する保健師や、
学校や保育園で子どもたちの健康を守る保健師など、様々な場所で活躍しています。
ざっくりと「保健師」という仕事を紹介すると、こんな感じです♪